春の訪れと共に咲き出した木の下で「桜を背にして写真撮って!」そんな声が聞こえてきそうな季節。ふれあい通り沿いの桜並木は上志津原に住まう私たちばかりではなく、近隣の多くの人々に親しまれる憩いの場になっている。市制10周年記念として昭和39年、佐倉市から配布された桜の苗木は開拓者の皆さんの手で植えられた。
(宮武孝吉様著:歩いてみよう志津史跡・いまむかしより)
その桜の木も既に65歳の老木。
「桜並木を守りたい!」この一心から、上志津原まちづくり委員会の願いが実現!2月10日「千葉県さくらの会」から佐倉市公園緑地課を通じて桜の苗木10本が届いた。種類は「染井吉野」根回し無し1.5mほどの背丈。
翌土曜日、陽気も良く雨上がりで絶好の植樹日和?土も柔らかなふれあい通りの緑地に早速3人で植樹することにした。用意した堆肥と添え木にスコップ持ってふれあい通りへ。一カ所ずつ元気に育てと祈りを込めて、掘り、堆肥入れ、植え、添え木結びを繰り返す。
植え終えて空を見上げるとさわやかな鳥の声がした。桜花の蜜を吸いに来るのは何時のことになるだろう。
「サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカ」と言われるが、桜は枝を切らないで放任すると枝が過多となり樹形が崩れるそうだ、小さなうちの剪定が肝心らしい。今後、桜の管理はふれあい通り部会の大切な役割になりそう。みんなで繋いでゆこう!
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